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施術手術方法
内視鏡レーザー腰椎椎間板ヘルニア切除術(PELD)

概要

  内視鏡レーザーを使っての腰椎椎間板ヘルニア切除術は、切開方式の「観血的手術」ではなく、「保存療法と手術療法との間にある」微細又は最小侵襲治療法である。レーザーで繊維輪の中の疼痛神経を遮断する非観血的施術で、切開手術ではないため、神経・筋肉に損傷を与えない。最近、完成したこの施術は、既存の第1、2世代レーザー治療法より発展した3世代レーザー治療法として治療効果が多様である。2006年の内視鏡とレーザーは更に精密になり手技として発展し、成功率が94%に高まった。診断技術が精密になり、映像も正確な探針が可能になったからである。

手術方法

麻酔方法 患者様はうつぶせした状態で医者看護士と会話をしながら、局所麻酔を受ける。
施術方法 施術する時にメスを使用して手術創を切開したり骨を切らず、皮膚を通じて細い管を入れてから、内視鏡レーザーと高周波熱を利用して正常な椎間板髄核組織はそのまま保存し、繊維輪中や外に脱出した椎間板ヘルニアのみを治療する。レーザーで繊維輪の中の疼痛神経を遮断する非観血的施術で、切開手術ではないため、神経?筋肉に損傷を与えない。
施術時間 平均50~60分
入院期間 患者状態によって当日退院から1~2日間入院後退院

長所

  • 全身麻酔ではなく局所麻酔を行うため、お年寄りや糖尿病患者にも負担なく行うことができる。
  • 微細侵襲治療なので手術創が残らない。
  • 脊椎骨と正常の椎間板髄核をそのまま保存し、脱出した断片のみを除去するので、伝統的標準ヘルニア手術後に生じることのある脊椎不安定が少ない。
  • 靱帯や神経などを操作しないため、神経癒着が発生する心配がない。
  • 出血がないため輸血が必要ない。
  • 治療を受けた当日に退院(75%)したり、最大3日の入院であるため、本人と家族にとって経費と時間の節約となる。
  • 回復期間が既存の切開手術よりずっと早いため、学生なら学校を休まなくてもよい。また、サラリーマンの場合は復帰が早く休職する必要がないため、個人、家庭、ひいては国家的損失が少なく経済的である。
  • 足の神経痛だけでなく腰の痛みも遮断できる効果がある。
+ 精密切除効果 :内視鏡の小さく狭い空間に入る繊細な光のメスであるレーザーで、病変した椎間板の断片を精密に切除。
+ 腰部疼痛の遮断効果 :後側繊維輪に分布した疼痛神経を遮断。
+ 椎間板収縮効果 :膨張し突出した椎間板繊維輪を収縮させる効果あり。
+ 椎間板を強化させる効果 :椎間板組織のコラーゲンをリモデリングする。

適応対象

  物理治療・運動治療・薬物治療などの保存療法では好転せず、鎮痛剤を使用しても腰と足の痛みに耐えることができない程の急性であったり、足の指や足首、足に麻痺が生じたり、6週以上保存的治療をしても痛みが続く神経症状を起こした腰椎椎間板髄核脱出症と、外側神経孔狭窄症患者に対して行うことができる。

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手術後の注意事項

1
  • 施術後2時間が経過した後は、腰部補助器を着用して立ったり歩いても良い。
  • 3日間はできるだけ安静をとる。食事時間や勤務時間に1時間以内で座ったり立ってもよく、正しい姿勢なら歩いても良い。
  • 1時間以上の長い時間座っていたり、重い荷物を持ち上げたり、腰を曲げたりひねる姿勢は避ける。労働ではない日常的な行動は、正しい姿勢で腰を伸ばして行う。食事やトイレなどの行動は問題ない。腰の代わりに膝を使ってかがむようにする。
  • 立ち上がる時は腰をまっすぐ伸ばすか、少し後ろに反らす。
  • 正しい姿勢で30分ほど散歩したり、運動として歩いてよい。横になって足を上げたり、骨盤を上げたり、腹筋運動などは可能である。しかし、腰を運動させる時は立ったり座ったまま行わないこと。
  • 手術創を消毒する必要はなく、絆創膏は10日後に剥がせばよい。もし、異常があった場合は、医師に確認をして、使い捨て絆創膏に替える
  • 外出など動く時は、簡単な補助器を着用すべきだが、家で横になって寝る時は着用しなくてもよい。
2
  • 学校又は職場に行ってよい。この時、1時間ごとに必ず立って腰を伸ばすこと。まっすぐに立って歩いてから、また座る。座るときは背もたれを使って背中と腰が椅子に接触しており、まっすぐに伸びていること。そのためには、首を曲げないほうが良い。1週目と同様、腰をねじったりかがむ姿勢はとらないこと。
  • 入浴は可能で、洗顔と洗髪は立ったままシャワーで行う。
  • 1時間以内の短い距離は直接運転しても良い。
  • 2週が過ぎると、運動生理士の助けを受けつつ、本格的に腰のストレッチ運動を開始する。
3
  • きつすぎない労働、事務や家事、勉強などは正常に行ってよい。
  • 性生活も可能である。
  • 横になった状態で腰の曲げ伸ばし運動(腹筋強化運動)と腰の伸展運動をする。水泳よりもウォーキングが効果が高い。
4
  • 補助器は6週ほど着用する。これからは腰を丈夫にする段階である。脊椎強化運動(メディックスプログラム、セントールプログラム)と脊椎柔軟運動(ジャイロトニックプログラム)を本格的に開始する。
5
  • 施術後の椎間板の状態を確認するためにレントゲン撮影をすることもある。
  • 施術後6ヶ月、12ヶ月、2年目そして5年目にも担当医師と面談しCTやMRIで腰の状態を点検すると良い。

痛みが全くなかった奇跡のような内視鏡レーザー治療
 患者名 : デビット・コナーズ (David Connors、カナダ、34歳)
 疾患名 : 腰部椎間板脱出症
 施術名 : 内視鏡レーザー腰椎椎間板ヘルニア切除術
 主治医 : チェ・ゴン(ウリドゥル病院ソウル病院 非手術脊椎総合センター院長)
 入院期間 : 2004年2月3日 ~ 2004年2月5日(施術日2月4日)

    日曜日の朝、腰が痛くて眠りから覚めた。起きようとしたのかは正確に覚えていないが、腰に深刻な問題があるのだけはわかった。起き上がるのがとても苦痛で、上体がまっすぐでないようだった。起き上がるとき体の半分だけを少し曲げることができただけだった。不安で病院に行く事を決めた。レントゲンの結果ではなんの問題も発見されなかったが、翌日、MRIの結果で椎間板ヘルニアであることがわかった。

  私がはじめて相談を受けた医師は、私に全身麻酔をしてから切開をする椎間板ヘルニア置換術を勧めた。しかし私はすぐには手術を決意できなかった。インターネットで検索をしいるうち、ある友達が脊椎椎間板ヘルニア専門病院であるウリドゥル病院を推薦してくれた。私はウリドゥル病院のチェ・ゴン博士と約束をし、彼は私に微細侵襲的治療法であるレーザー内視鏡治療ができると言った。チェ・ゴン博士は切開をする開放「手術」ではない「施術」という表現を使うことで記憶に残った。彼は保存療法の経過を見て内視鏡レーザー治療を考慮しようと言った。私は切開手術は避けたかったため、3週間、硬膜外注射治療を受け、ベッド上で生活をした。しかし状態が少しはよくなったようではあるが、大きく好転もしなかった。結局、私は最上の選択は内視鏡治療だと思うようになった。

  チェ・ゴン博士はその点を理解してくれ、私が今までに会った医師たちとは異なり、施術を急がなかった。私は診療時間用にといろいろな質問を準備したりもした。彼はいつも私の質問に親切に答えてくれ、私が施術を決定するために必要かつ正確な情報を提供してくれた。私は施術を受けなければならないと思うと、本当に恐ろしさが先に立った。施術後に目覚めたとき、どれくらい痛いだろうかなど、心配は山のようにあった。しかしいざ施術時間になってみて、心配は全てかき消えた。施術室では全てが速やかに進められた。私が施術室ではじめて感じたのは、何かに押されているような感覚だった。チェ・ゴン博士の親指かなと思っていた腰に当てられていたそれは、今考えると内視鏡だったようだ。その後、私は4つの特異な感じを受けた。まず何かがコツンと当るような感じがし、私の脊椎の周囲、もしくは脊椎自体を掻いているような感じがした。しかし少し戸惑っただけで疼痛は全く感じなかった。幸いにも時間はそれほど長くかからず、チェ・ゴン博士が私に、今からレーザーを使うと言った。レーザー!それは最高だった。レーザーの振動は実際に私になにかメッセージを伝えたような感じがした。

  私は安心して、かえってチェ・ゴン博士に必要ならいくらでもレーザーを使用してもいいとまで言えた。残念なことに次の感覚はあまりいいものではなかった。施術が終わるころになって、私の尻の部分で何か痛みを感じ始めた。多少、不便ではあったが、10年以上耐えてきた苦痛の時間を思い出すと、こんな短時間の痛みは何でもなかった。最後に感じたのは、チェ・ゴン博士が破裂した椎間板の断片を除去した、と言った時の幸福感だ。私は時折、足に麻痺が来るような感じを受けていた。その感覚は私の足でずきずきと痛んだり、しびれるような感覚だった。しかしそれがそのしびれの中で一番苦痛なものだった。瞬間、チェ・ゴン博士が終わった、と言った。全ての施術過程は思ったよりとても早かったし、それほど苦痛でもなかった。

  翌朝、私は家に帰った。勿論、施術後にすぐ走ったり、マラソンはしなかった。多少の回復時間をおいてから走るつもりだった。でも私は幸いにも、苦痛なしに立ったり歩くことができた。また、私は10年間できなかったことをできるようになった。横になることも、足を空中に持ち上げることも苦痛なくできるのだった。本当に「奇跡」が起こったかのようだった。坐骨神経痛が消えたのだ。治療後の6週間は目に見えて好転したが、まだ少しの疼痛が残っている。このせいで屈曲やねじる時にはとても気を使う。私はいつも自分の手術創を思い出す。しかし、毎日少しずつ良くなっていることを感じ、物理治療とリハビリ運動療法を続ければもっと良くなるんだという自信に溢れている。勿論、自分が思っている以上に良くなるだろう。レーザー内視鏡治療を受けていなかったら、私は相変わらず、今もベッドに寝たままだったろうし、座ることも、立つこともできないほどに酷い苦痛を感じていただろう。微細侵襲的治療であるレーザー施術は回復時間がとても早い。現在、私はなぜこの施術をもっと早く受けなかったのだろう!と後悔するほどだ。

デビット・コナーズ(David Connors)

  デビット・コナーズ氏は無理な運動によって椎間板の髄核が裂けて神経が酷く圧迫されており、一般の保存的治療で好転せず、積極的な治療が必要な状態でした。いろいろな病院で観血的切開手術(全身麻酔後に筋肉を広げて骨を一部除去してからヘルニア部分を除去する手術)が必要だという話を聞かされていましたが、切開手術をせず治療できる病院があると風の噂に聞き、私たちの病院を訪ねてきたといいました。高齢の方もそうですが、特に若い人の場合、持続的に腰を使わなければならないため、筋肉や骨の損傷を最小限に止める施術(手術ではない)が必要です。施術後、学生を指導しにタイにバカンスに行って来たという話しを聞いて、とても嬉しく、希望を感じました。経過が良くても過信せず、腰部筋肉の強化運動を継続して行い、常に健康な姿で生きることができるよう祈っています。

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